「チャクラが”開く””閉じる”と聞くけれど、何を意味しているの?」
「チャクラを整えるとどのような影響があるのだろう?」
「チャクラ」という言葉は、ヨガをしていたりスピリチュアルな話題が好きな人なら一度は聞いた経験があると思います。
しかし、チャクラとはどのようなものなのか、整えると何か良い影響があるのかについては詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
チャクラは第1〜第7まで人の背骨に沿うように7つ並んでいて、全てのチャクラがバランスよく整うと、体内に良いエネルギーを取り込めるといわれています。
この記事では、7つあるチャクラの特徴や整え方を解説していきますので、読み終わった後からチャクラを整えるための一歩を踏み出せます。
チャクラが整うと、不安や悩みにとらわれる毎日から解放され、自分のことが好きになれたり、うまくいかないと思っていた恋愛や人生が好転していきますので、ぜひ実践してみてください。
Contents
チャクラの働きや特徴を解説
チャクラの整え方を説明する前に、意味や働き、特徴について解説していきます。
チャクラとは、サンスクリット語(インドなどの古代語)で「円」「円盤」「車輪」「回る」といった意味がある言葉です。
ヨガや瞑想の世界では「エネルギーが出入りしている場所」。
チャクラは、人体の脊髄に沿うようにして第1チャクラ〜第7チャクラまで一直線に並んでいます。
そして、それぞれのチャクラには大きな役割があり、心や体に強い影響を与えているのです。
チャクラが「開いている」「閉じている」といった言葉を聞いた経験があるかもしれませんが、チャクラは本来開いているものです。
しかし、何かしらのショックな出来事が起きると、その衝撃から自分を守るためにチャクラが閉じ、心身に不調を来してしまいます。
そのため、心身の統合を重要視するヨガや瞑想の世界においては、7つあるチャクラをバランスよく活性化させることが重要だといわれているのです。
チャクラの働きや仕組み
チャクラは私たちの身体の中でどのような働きをしているのでしょうか。
そして、なぜチャクラを整える必要があるのでしょうか。
それは、人間のエネルギーがチャクラを起点にして、元々の意味である、まさに車輪のように回っているからです。
チャクラが整い活性化されると、より大きなエネルギー循環が起き、心と体にエネルギーが満ちてきます。
また、7つあるチャクラのうち特定のどれかを整えれば良いわけではなく、全てをバランスよく整える必要があります。
7つのチャクラの特徴について解説
7つあるチャクラは異なった場所にあり、それぞれに意味や司っている機能があります。
ここからは、各チャクラの働きや整え方について解説していきましょう。
第1チャクラ
まずは第1チャクラです。
第1チャクラは「ルートチャクラ」とも呼ばれ、心身を整える「土台」となる部分。
人間の根っことも言える部分なので、まずは第1チャクラが整っていないと、地に足がついていない感じがして、不安な気持ちが強くなってしまいます。
反対に第1チャクラが整っていると、他人や環境に流されずしっかりと自分の足で立つことができ、日々の生活への活力も湧いてきます。
第1チャクラを整えるためのおすすめの方法は、グラウンディングです。
【グラウンディングとは?】
瞑想の一種で、「土台を安定させる」「地に足を着ける」といった意味があります。
■やり方
- ソファや椅子に座り、背筋をピンと伸ばし、足裏はしっかりと床につける。
- 目を閉じて深呼吸する。頭の中に浮かぶ考えや思いはありのままに受け止める。
- 頭から足まで順番に力を抜く。両足首にコードが付いている状態を思い浮かべ、コードが地球の核と繋がるようなイメージをする。
- 地球の核と繋がっているコードを通して自分のネガティブな感情を手放す。
位置 | 骨盤の底、会陰部、鼠蹊部(足の付け根のあたり) |
色 | 赤色 |
整える方法 | 赤いものを身につける、ガーデニング、整理整頓、自然に身を置く、グラウンディングなど |
第2チャクラ
続いては第2チャクラです。
第2チャクラは「セクシャリティチャクラ」とも呼ばれ、行動力やバイタリティ、性的なエネルギーを司っている場所です。
人生の楽しみや喜びの源泉、本能のチャクラともいわれています。
第2チャクラが整っていると、自分に自信が持てたりバイタリティーが湧いてきたりします。
人生を彩る「喜び」「楽しさ」といった感情をもたらしてくれるのも、第2チャクラです。
【丹田の探し方】
おへそより指3・4本分下がった場所。
仰向けに寝て、両手を腹筋のあたりに当てて、軽く上体を起こすように腹筋運動をして固くなったところ。
位置 | 丹田(おへそから約5cm下にある体の要所)、おへそのあたり |
色 | オレンジ |
整える方法 | 腹式呼吸をする、心が喜ぶ映画や本に触れる、創造的な活動をする、水の中に入る(水泳、ダイビング)など |
第3チャクラ
第3チャクラは、ソーラプレクサスチャクラとも呼ばれ、エネルギーの方向性を決め、自分らしさを確立する働きがあります。
なんとなく自分の心がブレていると感じたり、自分に自信を持てなかったりする時は、第3チャクラが閉じてしまっている可能性が高いです。
第3チャクラはストレスに敏感なため、摂食障害や自律神経の乱れなどと関係が深いといわれています。
反対に第3チャクラが整っていると、ストレスとは無縁で自由で無邪気に、本来の自分らしさを発揮しながら生きていくことができます。
位置 | 腰、みぞおちのあたり |
色 | 黄色 |
整える方法 | 火の近くにいる、焚き火を眺める、キャンドルを焚く、太陽の下で過ごすなど |
第4チャクラ
第4チャクラは、別名ハートチャクラ。
その名の通り胸の中心にあり、第4チャクラが整うと、自己愛や精神的安定、満足感を得られます。
また、第4チャクラで言う「愛」は損得勘定に基づくものではなく、宇宙レベルの深い無償の愛。
自分を愛せるため、他人に対しても寛容で惜しみなく愛を与えられるようになります。
反対に整っていない状態では、人間不信に陥ったり、孤独を感じたりしてしまう可能性も。
位置 | 胸の中心、心臓のあたり |
色 | 緑 |
整える方法 | 感謝の気持ちを持つ、大切な人を思いやる、 自分を愛するなど |
第5チャクラ
第5チャクラは、別名スロートチャクラ。
喉のあたりにあり、このチャクラが整うと、他者とのコミュニケーションがスムーズにできたり、歌などで自分を表現することが上手になります。
自分の言葉で表現できるようになるため、発する言葉にも力が出てきます。
そのため、講師など伝えることを職業としている人は、このチャクラを整えると良いでしょう。
思ったことが言えない、喉がつかえて言葉が出てこない、などの症状がある場合は、第5チャクラが閉じてしまっている場合が高いです。
位置 | 喉のあたり |
色 | 青(水色) |
整える方法 | 歌う、踊る、ブログやSNSで発信する、日記をつける、言いたいことを言うなど |
第6チャクラ
第6のチャクラは、サードアイチャクラとも呼ばれています。
よく「第六感」などと言いますが、インスピレーションを得たり、直感力・洞察力を司る場所です。
現在はパソコンやスマートフォンなどが日常生活にありますが、そうした電子機器に頼った生活を送っていると、このチャクラの力が衰えてしまうといわれています。
第6チャクラが整っている状態では、感覚が研ぎ澄まされて人や物事の本質を見抜く力が高まるとされています。
第6チャクラを整えるためにおすすめなのは、デジタルデトックスです。
【デジタルデトックスのやり方】
デジタルデトックスでは、意識的にスマホやPCを見る時間を減らすことが大切です。
- おやすみモードに設定し、通知が鳴らないようにする
- 時間を決めて、それ以降はスマホやPCを見ないようにする
- 寝る前30分間はスマホを見ない、寝る時にスマホを枕元に置かない
iPhoneはアプリの使用時間に制限を掛けられるので、そういった機能を利用して意識的にスマホと距離を置く時間を設けましょう。
位置 | 眉間のあたり |
色 | 藍色 |
整える方法 | 朝日・夕日を浴びる、デジタルデトックスする時間を作るなど |
第7チャクラ
最後は第7チャクラです。
別名「クラウンチャクラ」とも呼ばれ、頭頂部の上あたりに存在しています。
このチャクラは特別で、第1〜第6までのチャクラが整わないと開きません。
第7チャクラが開いた状態は、いわゆる「悟り」を開いた状態で「解脱」を意味します。
さらに、「良い/悪い」「成功/失敗」というような二元論からも抜けて、すべてを平等に見ることができます。
また、高次の存在や霊的な存在など、あらゆるものとの繋がりを感じられます。
位置 | 頭頂部のあたり |
色 | 紫 |
整える方法 | 徳を積む、パワースポットに行く、星空を眺める、瞑想など |
チャクラが開くと得られる効果
ここからは、チャクラが開くと得られる効果について深掘りしていきます。
チャクラが開くとエネルギーに満ちた毎日が送れるとお伝えしましたが、具体的には以下のような効果があります。
- 精神が安定し、元気になれる
- 他人の心情を理解しやすい
- 愛情深くなる
- コミュニケーション能力が増す
- 良い運気を引き寄せやすくなる
- 潜在能力が開花する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
精神が安定する、元気になれる
チャクラを整える過程では、
- 1日3食バランスよく食べる
- 整理整頓をする
- 自然に触れる
- デジタルデトックス(スマホから離れる時間を作る)をする
- 朝日を浴びる
など、自然と心身が健康になるような生活スタイルの実践が重要。
こうした毎日を送ることで、自ずと精神が安定し、体の内側から活力が湧いてくるように感じます。
他人の心情を理解しやすい
チャクラが開くと、他人の心情を理解しやすくなります。
なぜなら、他人を受け入れる心の余裕ができるからです。
自分に自信がなかったり人間不信の状態だと、人の気持ちなどを考えることはできないですよね。
しかし、チャクラが整うと自分に自信が持てて他人を思いやる気持ちも溢れるため、相手の心情を理解したり、共感したりできます。
愛情が深くなる
チャクラが開くと、愛情深くなるともいわれています。
これは、とくにハートチャクラと呼ばれる第4チャクラが深く関係しています。
第4チャクラを開く過程では、人に感謝したり、自分を愛したりする訓練が重要です。
自分の心が満たされていないと、人に愛情を注ぐことはできません。
チャクラを開く過程で自分の内側が愛で満たされると、自然と周りにある物や人への愛情が深まっていきます。
コミュニケーション能力が増す
チャクラを開くとコミュニケーション能力が増すのは、自分の言いたいことを言ったり、人の話に耳を傾けられるようになるからです。
仕事の人間関係や恋愛、家族との関係において、思ったことを言葉にするのは、人によっては勇気が必要ですよね。
しかし、第5チャクラが整うと自分を自由に表現できるため、人の話にも耳を傾けられるようになります。
そうすると、相手とのコミュニケーションが活性化されるのは想像に難くないはず。
相手への共感力も高まるので、良好な関係を築くコミュニケーションが取れるようになります。
良い運気を引き寄せやすくなる
チャクラが開いている状態では、体の中の「車輪」が噛み合ってうまく回り、良いエネルギーが循環しています。
そのため、自然と良い運気が引き寄せられるのです。
言い換えるなら、チャクラが開くということは、自分の中に良い運気を受け入れる準備が整っている状態とも言えます。
なんとなくうまくいかないと感じていた仕事や恋愛においても、チャクラが開くことで、だんだんと良い変化が生まれるのを感じるでしょう。
潜在能力が開花する
チャクラが開くと、潜在能力が開花するともいわれています。
なぜなら、チャクラを整える過程で自分自身と向き合う機会が多くなり、これまで見過ごしていた自分の内なる力に気付くからです。
チャクラが閉じていて「なんだかうまくいかない」と感じている時には、自分に何か力があるとは思えません。
しかし、自分を愛し信じると、自分がもともと持っている力を発揮しやすくなります。
その結果、自分の中に眠っていた潜在能力が開花するのです。
チャクラで人生が幸せになる
チャクラは目に見えないので、自分のチャクラが開いているのか閉じているのかはよく分からないですよね。
しかし、チャクラを整えようとする過程こそが大切です。
チャクラを整える過程は、まさに修行のようなもの。
自分が苦手意識を持っているものに向き合い、乗り越えることで自信が生まれ、自分らしく生きられるようになります。
また、幸せな人生を形作るのは、健康な心と体です。
チャクラが開いて体の中に良いエネルギーを取り入れられるようになると、心身ともに健康になります。
さらには、仕事や恋愛、家族関係にも良い流れが生まれ、幸せな人生を送れるようになるのです。
チャクラを整えて幸せになろう
今回はチャクラの特徴や整え方、チャクラが開くことで得られる効果についてご紹介しました。
チャクラはあなたの精神と肉体に深く関係しています。
もちろんチャクラが開くかどうかも大切ですが、もっと重要なのはその過程です。
チャクラを整えようと、あなた自身が自分と向き合ったり周りの人に感謝したりして過ごす時間には、大きな意味と価値があります。
そのような時間を過ごしていれば、自分でも意識しないうちにチャクラは整っていくのです。
難しく考えず、ご自身にできることから始めてみてください。
チャクラを理解し自分自身と向き合えば、今よりももっと幸福な人生を送れますからね。
心や体が不調だと感じたり、深い悩みでしんどかったりした時は、チャクラを整えてみてくださいね。
きっと今の状況を改善してくれますよ♪