「最初は楽しいけどだんだん面倒になる」
「両思いが面倒だと思うのは私だけ?」
そんな感情を抱いたことはありませんか?好きな人と結ばれるのは嬉しい気持ちもありますが、いざ交際すると嫌な点が出てきてしまうのが恋愛です。
付き合う前はラブラブでも、カップルになってからは彼に対しての愛情が無くなったり、連絡が億劫になってしまうこともありますよね。そして彼に対する罪悪感から自己嫌悪に陥る女性も多いです。
そんな状況が続くと彼と別れてしまったり、恋愛自体が嫌になり誰とも付き合えなくなる危険性があります。その危険を回避するためにもあらかじめ対処法を知っておくことが大切です。
今回は「両思いになると途端に面倒になる」女性に向けて、面倒に感じる理由と対処法について解説していきます。
Contents
どうして付き合った途端に面倒になるのか
好きな人ができると毎日が楽しいのに、交際に発展した途端、急にLINEneやデートが面倒になってしまうことがあります。しかし、決して珍しいことではありません。
付き合ったことで、一緒にいる時間が苦痛に感じたり、負担になってしまっては意味がないですよね。ストレスを感じながら交際を進めても、長続きする可能性は極めて低く、お互いが嫌な思いをしてしまいます。
では何故、付き合った途端に面倒と感じてしまうのでしょうか。詳しく解説していきます。
そもそもそこまで好きじゃなかった
付き合う前は好きだったのに、告白されて両思いになった途端、気持ちが冷めてしまうケースは、実は誰にでもあり得ることです。しかし、付き合う前から本当に相手を好きだったのでしょうか。
付き合う前は、連絡を取り合ったり、相手からの好きというサインにドキドキしたり、楽しい時間を過ごせていたのかもしれません。
しかし、恋人になった途端、恋愛対象ではなかったことに気づいたり、この先のことを考えた時に急に面倒に思えてきたり、気持ちが少しずつネガティブな方向に変化してしまうのです。
片思いでいる方が楽しい
両思いより片思いの方が楽しいと思う人も多いようです。
挨拶ができただけで嬉しかったり、LINEの返信がきてテンション上がったり、そういう何気ない日常を楽しく感じますよね。好きな相手とデートに行けた日には、更に幸福度が増すことでしょう。
付き合えると安心感が増す一方で、マンネリ化が加速したり、恋人という関係に縛られるといった感覚になる人もいるのではないでしょうか。
両思いになり付き合うことになると、相手との接点が増え、会話やデートでは物足りなさを感じてしまい、これが続くとマンネリ化になります。
また、恋人になると、好意を言葉や態度で適度に示してほしいと考える人も多く、そういった愛情表現に面倒と感じてしまう人もいるようです。
付き合うまでが楽しくて両思いになったらもう満足
付き合うまでが楽しく、両思いになったら満足してしまうケースも考えられます。好きになった相手が手に入り、嬉しい気持ちもあるでしょう。
しかし、恋人になることがゴールだと考えてしまい、その後のやりとりを面倒と思ってしまうのです。せっかく付き合えた相手なので、できれば片思いの楽しさを継続させたいですよね。
そのためには、お互い執着しないことが大切です。
恋愛を一番に考えず、自分が好きなことをする時間にあてたり、趣味に没頭する時間を費やすことで解消されるでしょう。
カップルになると色々気を遣うのが面倒くさい
カップルになると、色々気を遣う場面がでてきますよね。
- 毎日LINEや電話をしないといけない
- 適度にデートに行かないといけない
- 手を繋ぐなどのスキンシップもしないといけない
こんな風に思っていませんか。「恋人だから○○しないといけない」という固定概念があると、好きな人と付き合えても苦痛に感じてしまったり、面倒に思ってしまいますよね。
楽しく交際するための方法として、固定概念に捉われないことが大切です。
連絡はしたい時にすればいいし、返信もすぐできる時にすればいいのです。スキンシップも同じです。
最初は相手に嫌われたくないからといって、頑張る人もいるかもしれません。
しかし、その状態を永遠に続けられるのでしょうか。無理なく続けていけるペースで恋愛を進めた方が、後々喧嘩の原因にもなりづらくなります。
相手に気を遣いすぎず、ありのままで恋愛を進めていくことが、ストレスをためずに楽しく交際していくためのポイントになります。
相手が想像していた人のとは違った
付き合う前と後で「想像していたのと違った」と思ったことありませんか。付き合う前に色んなことを想像したり、理想を描いたりしますよね。
しかし、実際は思い描いていたものと違うこともあります。
- 優しいと思い付き合ってみたらマザコンだった
- 一途そうだと思っていたが、実は束縛がすごかった
- 節約上手だと思っていたが、ケチだった
このように、想像と違うと気持ちが冷めてしまいがちですよね。
しかし、付き合わないとわからないことがあるのも恋愛の醍醐味であり、面白さでもあります。とはいえ、気持ちが冷めてしまっては、今後恋愛を続けていくのが難しくなりますよね。
人間に完璧な人はいません。もしかすると、あなたも好きな相手から「想像と違った」と思われている可能性もあります。
そうならないためにも、付き合う前のコミュニケーションは大事にし、よく相手を観察しておくといいでしょう。
カエル化現象が原因で面倒になる可能性もある!
SNSで話題になっているカエル化現象とは何か知っていますか?カエル化現象とは、好きな人と両思いになった途端、相手に嫌悪感を抱いてしまう現象のことです。
カエル化現象は、誰でも引き起こすものではない現象ですが、起こしやすい人は存在します。例えば、恋愛経験が少ない人ほどカエル化現象は起こりやすいと言われています。
交際に発展し嬉しい気持ちになりますが、経験値が低いとどのように恋愛を進めていけばいいのか悩んでしまい、結果的に面倒と感じてしまうケースです。
また、付き合うことについて様々な期待をしてしまう為、実際付き合えると期待通りにいかず悩んでしまうのです。
過去の恋愛にトラウマがあった人も、カエル化現象を引き起こしやすいといえるでしょう。付き合っていても「前と同じようになったらどうしよう」という不安からカエル化現象を引き起こす原因の一つとなっているようです。
また、女性は男性の嫌な部分を見つけると「生理的に無理」と感じてしまう傾向があるため、男性よりも引き起こす確率が高いと多いといわれています。
では、そもそもカエル化現象はどういった現象なのか、紹介していきます。
カエル化現象とは?
カエル化現象は、好きな人と付き合った途端に嫌悪感に変わってしまう現象のことで、グリム童話の「かえるの王さま」が由来となっています。
最初と気持ちが真逆になるという心理から「カエル化現象」というのが生まれたと考えられています。
しかし、カエル化現象は病気ではありません。悩みの一種にしかすぎませんが、何度も繰り返すことによって「自分は恋愛不適合者なのでは?」と悩みが深刻化してしまったり、恋愛に対して常に不安を抱えるようになったりするのです。
カエル化現象の症状は?
カエル化現象の症状としてよくあるのが、相手を気持ち悪いと感じてしまったり、気持ちが冷めてしまったりするのが特徴です。
しかし、カエル化現象を放置してしまうと、恋愛に様々な影響が出てきます。では、具体的に、どのような影響が出てくるのでしょうか。
両思いになっても、その後が長続きしにくくなるということがあげられます。恋人になった途端、相手に対して嫌悪感を抱いてしまうためです。
好意を抱かれることに幸福を感じない人にとって、両思いは苦痛に感じることでしょう。
また、相手を傷つけてしまうこともあります。せっかく両思いになっても、急に冷たくされたり、素っ気ない態度をとられてしまったら、誰でも傷つきますよね。
このように、カエル化現象を放置してしまうと、お互い心の距離感が縮まるどころか、離れていきやすくなるのです。
付き合った途端興味がなくなる
好きな人と交際に発展すると幸せを感じる人が多くいる一方で、付き合った途端興味がなくなり冷めてしまう人もいます。これも、カエル化現象の一つです。
好きな人のことを妄想し「こんな人だろうな」と理想を膨らませるものの、実際は「自分が思っていたのと何か違うな」と理想と離れていることに気づき、冷めてしまうのです。
理想化しすぎるあまりに、現実とのギャップを受け入れられず、気持ちの部分が追いついて行かなくなってしまうのです。
中でも交際経験が少ない人は、異性に対し妄想を膨らませる傾向があるため、カエル化現象を引き起こしやすいと言えるでしょう。
相手を気持ち悪く感じる
付き合った途端、相手を気持ち悪いと感じてしまう人もいるようです。
恋人だから手を繋ぐのが当たり前だと思っているものの、また、キスやハグなどのスキンシップに抵抗がある人が気持ち悪く感じてしまう理由の一つです。
一般的な考えとの差を埋められず、価値観の違いで恋愛を付き合った途端に気持ち悪く思えてしまうのです。
性格面の問題や彼氏の浮気が原因になるなど理由は様々ですが、もし気持ち悪いと感じてしまったら相手に正直に打ち明けてみてはいかがでしょうか。「○○の部分直してほしいな」と、優しい口調で言い方に気をつければ、相手も傷つくリスクが軽減されます。
本人に伝えるのが難しい場合は、友達と恋バナをしてみるのも解決策の一つです。友達からのアドバイスで解決策が見つかるかもしれません。また、自分が本当に恋人を好きなのか、再確認できるきっかけにもなります。
恋人を外見だけで判断するのもよくありません。内面に焦点をあてることで、相手の良い部分が見えてきたり、共通の趣味が見つかる可能性もあります。より多くの長所が見つかれば、恋人への印象も大きく変ってくるでしょう。
相手に罪悪感を持つ
恋人に対し罪悪感をもってしまうのも、カエル化現象の一つです。せっかく相手を好きになったのに、両思いを確信した途端に急に気持ちが冷めてしまい、申し訳ないという罪悪感を引き起こしてしまうのです。
「恋人を騙しているかもしれない」と急に不安になることもあり、その感情が長く続いてしまうと、別れを意識してしまいます。気持ちが追いついていかず、自信をなくしてしまう原因にもなりかねません。
自己嫌悪を感じる
カエル化現象に陥ってしまうと、恋人に対してだけではなく、自分自身に対しても嫌悪感を抱いてしまうケースがあります。
これは、好きになった途端に気持ちが冷めてしまうことで、恋愛が長続きせず、自己嫌悪に陥ってしまうのです。
また、恋愛する度にカエル化現象を繰り返し引き起こしてしまい、自分を責めてしまう人もいるため、両思いになることを苦痛に感じてしまう人もいるようです。
気にしないのが一番ですが、もし気になるようであれば思い切って恋人に気持ちを伝えてみましょう。
自分の中にため込んでしまうことが一番よくありません。お互い思いやりをもった言動を心がけることで、自己嫌悪に陥ることも少なくなります。
また、相手の言動を全て受け止めず、考えすぎないことも恋愛を前向きに進めていくのに大切だといえます。
付き合った途端、面倒になる場合の対処法
付き合うことに対して面倒になる事例をいくつかあげてきましたが、面倒になってしまうことは決して悪いことではありません。
面倒になってしまうのにはそれぞれ理由があり、仕方ないことなのです。悲観的になることはありません。
しかし、両思いになることを苦痛に感じてしまうと、恋愛も長続きせず終わってしまいがちですよね。そうならないために、付き合った途端に面倒になる場合、どうすればいいのか、対処法を解説します。
自分は付き合ったら塩対応になるタイプかもと相手に伝えておく
「もし付き合ったら塩対応になるかも」と伝えておくことで、交際後のトラブルを未然に防ぐことができます。付き合ってから気づくと「こんなはずじゃなかった」とマイナスな印象を与えかねません。
また、先に伝えておくことで、交際の失敗を最小限に抑えられます。塩対応は悪いイメージが先行しがちですが、そんなことはありません。
塩対応の人が時々笑顔を見せると、いい意味でギャップを感じます。また、LINEのやりとりでも優しさが感じられると嬉しくなりますよね。
また、性格がさっぱりしていて、相手にとって付き合いやすい相手になれるかもしれません。
相手に自分を知ってもらうためにも、先に伝えておく方がいいでしょう。
長期間友人関係でお互いにダメなところもよく知っている人と交際する
長い期間友人関係だった人と付き合うこともおすすめです。一緒に過ごして居心地の良さを感じたり、何かのイベントがきっかけになったりもします。
周りの友人に「あの2人いい感じだよね」「付き合っちゃいなよ!」と後押しされ、交際に発展するケースも多いようです。
メリットは友人から恋人になると、相手をある程度知った状態でお付き合いできるという点です。共通の友達にも相談しやすく、付き合うために協力を得られるのもメリットですね。
また、友人期間があったことで、お互いが背伸びせず、ありのままで接することができるので楽に交際が始められます。
よく観察してダメなところもしっかり把握しておく
付き合う前に相手の悪い部分を把握することも重要です。ダメな部分を知ってしまうと、相手のことを嫌いになってしまうと不安な気持ちもあるかもしれません。
しかし、良い部分だけしか知らない状態での交際はリスクが高いといえるのではないでしょうか。付き合った後にダメな部分が徐々に見えてくると、喧嘩が増え、別れを意識するようになります。
最初から知っていれば、心のダメージも少なく、許容範囲として受け入れることができるでしょう。
完璧な人間はいないと理解しておく
完璧な人間は存在しません。そのため、ある程度は割り切って交際したほうが、気持ち的に楽に過ごせます。悪い部分が目につくと、どうしても気になってしまいますよね。
それは相手も同じです。
しかし、良い部分だけを見ず、お互いが悪い部分を把握した状態で付き合った方が、後々裏切られた気持ちになるのを回避できます。
完璧な人を求めすぎると、理想通りにいかなかった時に落胆してしまうので、誰にでもダメな部分があるということは頭に入れておいた方がよさそうです。
自分磨きをして自己肯定感を高めておく
自分磨きは恋愛にもいい影響を与えます。自分磨きをすることで、外見が良くなったり、内面が鍛えられ自信がもてるようになります。
自信がもてるようになると、気持ちも明るくなり、自己肯定感も高まるのでおすすめです。
では具体的に何をすればいいのでしょうか。例えば、髪型を変えてみる、ダイエットをしてみるなど、見た目を変えて行く方法です。
自分が変わると、鏡を見るのが楽しくなり、積極的に人と関わりたくなります。メイクを変えたり、ネイルをしてみるのも効果的でしょう。
好きなことに取り組むのも自分磨きの一つです。料理教室に通ってみたり、今まで触れてこなかったジャンルに挑戦するのもいいでしょう。好きなことに取り組む姿勢は、キラキラと輝いて見え、心にも余裕がもてます。
片思いを楽しむだけにする
付き合うことに不安がある方は、思いっきり片思いを楽しみましょう。片思いは、精神的に楽で傷つくことも少ないと考えている人が多いようです。さらに恋人という関係性に縛られることもなく、束縛されずに自由な時間を過ごせます。
恋人同士になると、一緒に過ごす時間の確保や連絡の頻度など、感覚のずれがあるとうまくいきませんが、そういった心配もありません。自分の時間も大事にしつつ、恋愛も同時に楽しめるのは片思いのメリットですね。
割り切って経験数を増やす
割り切って経験数を増やすことも一つの方法です。経験数を増やすことで、色んな人を知ることができ、自分の求めている人や、付き合いが長く続けられそうな人が見つかるかもしれません。
また、あえて恋愛を意識せず割り切ることで、交際したいと気持ちが前向きになる可能性が出てくるのでおすすめです。経験数が増えると交際の仕方がだんだん見えてくるようになります。
本当に好きな人ができた時に活かしていくことができるので、割り切って経験数を増やす方法もいいのかもしれません。
付き合った途端面倒になったり冷めてしまうのは実はよくある
付き合う前は、徐々に距離が近くなるにつれて嬉しく感じていたのに、付き合った途端急に意欲がなくなってしまうことがよくあります。
急に冷めるのは、片思いのままで楽しみたかったり、相手に求める理想が高すぎてしまうことも原因なのではないでしょうか。
また、片思いの時に一所懸命になりすぎて、燃え尽きてしまうこともあるようです。
しかし、急に冷めてしまうのは珍しいことではなく、深く悩む必要もありません。相手の良い部分を探すと見え方が変ってきます。
交際が始まったら、物事をポジティブに捉え、少しずつ前を向いていきましょう。
付き合う前が一番楽しいのはみんな同じ
付き合う前のドキドキ感って最高に楽しいですよね。しかし、付き合った途端ドキドキ感もなくなり、急に冷めてしまうことありませんか。
付き合う前は、関係が徐々に縮まっていく過程が楽しかったり、別れる心配がないため傷つく心配もありません。しかし、付き合ったことでメリットもあります。
付き合うことで安心感が出てきます。片思いの時は、誰かにとられてしまう心配もありますが、付き合っていればそういった心配は少なくなります。また、付き合うことを避けていると、結婚のタイミングを逃してしまうこともあります。
片思いだったり、曖昧な関係だと先が不安定で、いずれ不安な気持ちが出てくる可能性があります。片思いは一番楽しいと感じる人も多いようですが、今後のことを考えると、付き合った方が心配事は少なくなるでしょう。
面倒になっても悩む必要はない
恋愛は基本的に楽しいものですが、中には面倒と捉える人もいます。先ほどご紹介したカエル化現象に陥りやすい人は、付き合うのがしんどく感じてしまいますよね。しかし、深く悩む必要はありません。
生活する上で、恋愛の優先順位を上位にもっていきすぎると、うまくいかなかった時にネガティブ思考になりやすくなります。そのため、恋愛以外にも楽しみを見つけるなどして、恋愛中心の生活にならないよう心がけましょう。
「恋愛に向いてない」と深く考える必要はありません。もし、悩んでしまうことがあっても、自分一人で抱えず、恋人ととコミュニケーションをとりながら、悩みが深くなる前に解決に努めていくことをおすすめします。そうすることで、恋人とより良い関係を築いていけますよ。
無理せず気楽に恋愛を楽しもう!
今回は、付き合うと面倒と感じてしまう方へ向けて、面倒に感じる心理と対策をご紹介しました。恋愛に対し、ネガティブなイメージを持つのは誰しもあることです。
しかし、少しの行動や考え方を見直すことで、恋愛している時間が楽しく感じることでしょう。片思いも悪くはありませんが、せっかくだったら好きな人と結ばれて幸せな時間を過ごしたいですよね。
悩んでいるのはあなただけではありません。
相手に執着せず、一人の時間を楽しみながら長続きする交際を目指していきましょう。